正解はどこにもないことに気づいてしまった

高校生から大学生になったばかりのギャップは正解がないところである。高校までは正しさはまだ存在していた。学校に毎日登校すること、寄り道しないでまっすぐ家に帰ること、門限を守ること、宿題をすることなどあげるときりがないがそれができる人は褒められていた。褒められる=正しいことをしていると思わせてくれた。大学に入学すると何もかもが自由だ。私の高校の校則で決められていたことは、髪をそめない、靴下はくるぶしの長さ以下は禁止にされていたり、スカートの丈やセーターの色などの指定があったりしていた。中学校より高校のほうが許される範囲が広くなっていたが大学は最低限の禁止事項しかない。最初はみんなに合わせる習慣がつきすぎていて合わせなきゃいけないと思っていた。髪そめなきゃ、毎日異なる服装にしなきゃ、活動しなきゃと自分がどうしたいかを考えなかったし、期待しすぎたためきつかった。それが正しい、普通のことだと思う基準は人それぞれだし、ジャッジしないことにしたら少し楽になった。正解がないということをなぜ教えてくれなかったんだろう。まあいいか。とりあえず自分の欲求を満たし、直感にしたがって行動してエネルギーを高めていきたいと思う。